つまみぐい

つい、手がのびた。

どうしようもなく一人だ

10日間のGWが終わった。

昨日は流石に疲れてしまって、何とか夕飯、入浴、洗濯をこなしたものの食器を洗う気になれず寝落ちした。
連休中ほぼなくなっていたこむら返りと便秘が復活したせいで、目覚めも良くなかった。

今朝のこむら返りは割と長引く、ひどい部類のものだった。
夜中に叫んでしまう程痛かった。

咳をしてもひとり

そんな句を詠んだ人がいたっけな、と思い出す。
確か中学校の教科書かなにかに載っていて、こんなの俳句でもなんでもないがいね!と友達と笑っていた気がする。

今は笑えない、あぁそうだなぁと思う。
連休中はほぼ誰かといた所為なのか、自分の状況を客観視したからなのか、昨晩 ふと 孤独だなぁと思ってしまった。
ひとりになりたくてもなれない身体なのに、おかしいな、とも思った。

でも周りに人がいても孤独感を抱くことはあるわけだから、
物理的なものではないのかもしれない。

主人と次に会うのが約3週間後だ、とふと思い出して寂しくなった。
健診はあっという間に来週頭、増えすぎだと思う体重ももとより、懸念していた胎盤位置について何らかの診断があるのでは…と不安になった。
仕事の引き継ぎもまだまだ終わっておらず、やることは山積みで、それなのに治りかけだったはずの風邪がちょっと悪化して体調が優れない。

今、自分でどうすることもできないことで急に視界が塞がれて、怖くなっただけだ。多分。
生まれたての赤ちゃんも、こんな気持ちになるのかもしれない。

今日もさっさと帰って、出来るだけ寝よう。
咳をしてもひとりだけど、何をしてても2人分だ。